バッファーブロート:負荷がかかると遅延が増える理由
回線が空いているときの遅延は普通なのに、大きなアップロードやダウンロードの最中に急に跳ね上がるなら、バッファーブロートが原因かもしれません。ボトルネックとなる箇所のキューが、パケットを長く抱え込みすぎている状態です。
バッファーブロートの症状
バッファーブロートとは、大きなキューが滞留し続けることで生じる過剰な遅延のことで、アップロードやダウンロードがボトルネックを使い切ったときによく現れます。スループットだけを見ても、キューイングによる遅延は把握できず、スループットを増やしても解決するとは限りません。
負荷をかけた状態で遅延をテストする方法
まず回線が空いているときの遅延を測り、次にアップロードとダウンロードで回線を使い切った状態でもう一度測ります。負荷をかけたときに遅延が大きく増えるかどうかが、判断の手がかりになります。ボトルネックが自分の管理下にある場合は、SQMなどのキュー管理が有効です。変更前後のスループットは2IPのスピードテストで比較できます。
どう対処できるか
技術資料:RFC 7567